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黒漆

漆は朱と黒が一般的な代表色ですが、朱は顔料が入った色です。では黒は? こちらは漆自体が変色した色なんです。鉄分が入ると黒くなります。だから漆をいじって指紋の中に残っているとき、刃物研ぎなんかすると手が真っ黒になっちゃいます。

いろいろ方法はありますが、薬剤を使います。

SANY2220_convert_20100413004821.jpg

硫酸第一鉄と水酸化ナトリウムを別々に溶かし、その水溶液を混ぜます。それから水肥させ上澄みを何度も変えます。硫化分を洗うんですね。硫化成分は漆を固まらなく(乾かなく)します。

それから漉し、鉄分ペーストを漆に混ぜます。漉すのはコーヒーペーパーが便利。

SANY2216_convert_20100413005135.jpg

なんか汚く見えますが、ペーストを取り除いたところです。

その後、透き漆に練りこんでから混ぜていきます。混ぜたばかりでは

SANY2217_convert_20100413005211.jpg

まだドンブリの周りが茶色ですね。少しかき混ぜていると

SANY2219_convert_20100413005241.jpg

見る見る黒くなってきます。

少し温めてから混ぜると黒くなりやすいですね。

以前は天日くろめのときに混ぜていましたが、黒は時間が経つとネバくなりやすいので今はドンブリごとに作っています。サラサラの状態で使い切りです。

数日して、黒さが増してから漉して出来上がりです。

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