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刷毛

またサボってました・・

刷毛の漬き出しです。刷毛は漆を塗るのに使うんですが、当たり前のように減ります。均一に上手に減らすんですが、短くなりすぎると削りだしてまた新しい状態にして調整です。

この刷毛、人毛なんです。真っ直ぐで痛みのない毛、しかも長い。7寸なんて長さなんで21cmでは足りません。パーマもダメなんで、現代の日本ではなかなか手に入りませんよね。ちょっと前は神社へ奉納され風雨に晒された髪が使われていたそうです。それも手に入らなくなり、最高級品は6寸もできなくなってます。
刷毛をつくる刷毛師も数人しか居ません。伝統工芸が足元から崩れてる感じ。

切り出しですが、古い毛を切り落とし先を整え、切り出す長さを決めて木の部分を削ります。その後は、”毛”の部分を刷毛の先の形に削って整えます。この部分は、けっこうコツがありいいネタなんですが画像を撮り忘れました。

先のほうから水を付けながらゲンノウで細かく叩いてほぐします。

SANY2208_convert_20100312233328.jpg

前から見ると

SANY2207_convert_20100312233224.jpg

先のほうからほぐすのは、毛の吸い上げによる毛細管現象でほぐし易くなるため。とにかく刷毛の形を壊さないように。
根元を爪で押さえているのは、間違って叩くと木の部分が割れてしまい、塗るたび嫌な思いをしてしまいます。塗っているとだらだらと漆をモミ出した油が染み出すんです。爪に当たればすべって毛に当たります。

毛は糊漆で何度も梳いて板状になっているので、けっこう時間は掛かります。でもここで壊すとずっと何年も調子の悪い刷毛になるので丁寧に細かく叩くんです。

この刷毛は非常に薄く短く切り出しています。


漆工 よしだのホームページ

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