Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

カブト椀 布目揃え

カブト椀の布目揃えです。

木固めして間が空きましたが、これは木に染み込んだ漆を出来るだけ固める時間を取ったからです。漆の作業は、実はこの”間”が非常に大事でして、ここで焦ったり適当にすると後にひびきます。どう違うかは文にはしづらいんですが・・。
本堅地といわれる工程は、昔は一年掛けて作られていました。日本の気候に合わせて下地に適した季節~塗りに適した季節とあるので当然ですが、一工程から次の工程へ移るときに”枯らし”の時間がありました。


この椀は、2点貼りなので布目揃えもそれほどの手間は掛かりません。が、ここでは布の”浮き”を徹底して確認します。

SANY2171_convert_20100212011319.jpg

裏ははみ出た布をカット。

SANY2172_convert_20100212011400.jpg

次に内側。こちらは布の不均一なところを削り、外周部の布を斜めに削ります。これで布による段差を少なくします。

SANY2174_convert_20100212011432.jpg

白くなっているのが厚みを削った部分。外周は”前鉋”という特殊な刃物で削ります。


よく、誰の作品かわからない椀の修理がきますが、この内側の布の浮きが原因のものが多いんです。

布は補強なんですが、土台がシッカリしないなら省いたほうが安全です。ヘラで擦りすぎると端が引っ張られ中心が浮くんですね。チカラ加減です。

絶対に見逃せません。 

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。