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摺り漆

摺り漆のお仕事は多く、依頼も自分のモノにもよくします。
摺漆は、木に漆を塗り直ぐ拭き取る、とてもシンプルな仕事です。価格の安さもあり、最近では依頼されるのは多くなってますね。

今回は箸

018_convert_20090907233727.jpg

ただ漆樹から採れた生漆を塗るだけではなく、木に着色したり色漆を使ったり漆の種類を替えたり、どんな仕上がりにしたいかで変えてます。
画像はどちらも黒っぽい摺りなんですが、工程によって違いが見えます(因みに黒の中の茶の線は、木材の堅い部分です)。もっと真っ黒にもできます。

木の凸凹に下地を埋めてつるつるにしたり、それ以前に木の種類で表情が激変します。
高級感も雑なカンジも工程次第。オモシロイ作業です。

摺漆は、その人の考えで大きく違い、漆に溶剤を混ぜどんどん浸み込ませるほうが強くなる・・と、言う方もいますが、僕は逆です。浸みこむのは実は木地の表面だけで、あとは白木なんです。これは摺漆の後、割れた木地を見ればわかります。逆に木地がボロく荒れているところは浸みています。つまり、均一でなくなっている、と言えますね。そういうところは何時までもジュウジュウと吸い込みます。下地で止めたほうが無難です。
木には木のしなやかな強さがあり、そこだけ不均一に漆で固まるのは表面が均一に漆の膜で覆われているのに比べ、損ねていると思います。

良質な漆で、キチッと摺り込み膜をつくる。特に口に入る食事で使うものは溶剤が入っちゃイヤですよね。

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