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カブト椀 布着せ準備

今回は、椀の内側の底の部分と裏側の底の部分に麻布を着せます。カブト椀は、手頃な値段にするためにこの2点に着せてます。布着せの作業自体は好きなので、できれば渕にも着せたいところですが・・。木どりの方向(堅木or横木)で布を着せる箇所の効果は変わります。なぜ綿でなく麻か?これは漆が芯まで染み込まず、布のしなやかさが活きるためです。ちょっとでも効果をあげるため、長い間で出来上がった知恵ですね。布は貼るので...

カブト椀

一度、廃番にした『カブト椀』を復活させました。椀の種類が増え、同じサイズがあるものを少し減らしたかったんですが、いわき市のギャラリー創芸工房さんでは毎年、ご希望のお客様がいらっしゃることからの復活です。こういうご要望はホントに嬉しいですね!少しだけ高くして、バランスを変えました。まずは木固め。白木に漆を染み込ませ、次の工程からの漆分が吸い込むのを抑えます。同時に水分の吸収を止め木の変形を少なくしま...

野菜の椀

以前、ブログにも書きました『紫』『緑』『赤』の椀が完成したと蒔絵の本田さんから連絡がありました。塗りの段階では完成には見えませんでしたが、蒔絵によってこうも変わるか!という仕上がりです。會津NEXTというグループで、デザインを一般公募して出来上がった椀です。今年の東京ドームで行われるテーブルウエアフェスティバル2010に展示されます。画像は許可をもらってから・・。...

Cruisin'

車が好きだ。古い外国の車が大好きだ。以前はヨーロッパの、特にイギリスの’60~’70年代の車が好きで実際乗っていた。あの頃はカタチより中身(エンジンやフレーム)に興味があった。たまたま立ち読みした雑誌には、主にアメリカの見たことも無いようなカスタムされた古い車。ビックリしたのはそのコダワリ。定番のカスタムではあっても屋根の傾斜が違っていたりタイヤを収めるフェンダーの膨らみや幅数ミリに拘る。トータルでどれ...

花塗り

なんだか自分で調合した漆で丸い器を久しぶりに塗った気がします。依頼の仕事が長かったような・・。スグロメの溜(ため)です。スグロメは漆の木から採れた樹液(生漆)を、精製してトロッとした塗り用にしたモノで、自分で使用するのは漆100%です。スグロメは特に薄く塗ります。漆の特徴で、漆のチカラが強いほど表面が張るように固まります。角などの凸からは漆が逃げ凹部(高台の付け根等)に溜まります。そのため、少し厚め...

紫の漆

今日は依頼された珍しい仕事をしました。紫の漆。初めてです。漆と色粉の割合が判らず、とりあえず練ってみました。普通に塗るのとは違い、今回は和紙を一面に貼りそこに色漆を摺りこみます。なので割合は試行で探るしかない。とりあえずでの色の具合は良かったんですが、摺り込んで漆が固まると全く別の色になるはず。だんだん色粉の割合を増やしていきます。あまり気持ちのいい色ではありませんね。紫は意味あっての注文なんです...

ことしもよろしく

年が明けてもう4日・・。毎年ですが、年末のバタバタから年始の日の過ぎるのが早すぎる。この仕事をするようになり、いろいろな道具を揃えてきました。なかなか見ない道具が多いと思い、紹介していきます。まずは一番大事な刃物。『塗師屋 小刀』これは6寸。刃の長さが約18cm。これは下地の箆を削る為の短刀です。因みに撮影でこんな置き方をしていますが、ホントは逆です、裏が大事なんで。ショリショリに切れれば良いのではな...
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