箸にはこだわり ありますか?多くの方が毎日使う箸。やっと納得する箸が作れました。素材は”ヒバ”。長さは22.5cm。この長さは意外と男性女性ともに使いやすいです。太さとか好みは置いといて…の話ですが。そこに、天然の漆100%で摺りこみしました。で、こだわったポイントは…上の白木は調整前、下は調整後。だいぶ違いますね。これで使った印象が全く変わります。先が細いと、持った部分からの太さのバランスが良くなり、剛性(...
きぬた椀の木地が届きました。トチの木を竪挽きでそれなりに薄くしています。今回届いた木地を持つとあまりに重さが違うので測ってみました。↑これは軽量のほう↑これは重いほう木地だけで30グラムの差!でもこれはトチの木が均一して良い樹が出まわらないようになっているんで仕方がない所です。以前、塗りの椀は「値段はいくら以上で重さは何グラムがベスト」・・なんて指標みたいなのを雑誌でよく書いていた方がいらっしゃいまし...
一度、廃番にしようとしていました『カブト椀』を作っています。飯椀の設計で、少しだけ大ぶり、でもトチの木を竪木とりで軽く作っています。同時に作った『きぬた椀』の形が好きで、カブト椀は同じような作りで同じような寸法。在庫品種を減らすため、廃番に踏み切りました。しかし、嬉しいことにこのカブト椀の再制作を毎年ギャラリーとお客様のご要望により、再定番化することに。画像は中塗で、上塗り前の状態。この後、炭研ぎ...
塗の依頼を請け、結構大きな器でしたが順調に塗上がりました。しかし最後の一枚・・・自分が写っちゃってますが・・裏になにかが・・。”ふし”です。乾固前にホコリが落ちたんですね。面積が大きいと失敗率が上がります。明日、塗りなおし~。...
以前、ブログにも書きました『紫』『緑』『赤』の椀が完成したと蒔絵の本田さんから連絡がありました。塗りの段階では完成には見えませんでしたが、蒔絵によってこうも変わるか!という仕上がりです。會津NEXTというグループで、デザインを一般公募して出来上がった椀です。今年の東京ドームで行われるテーブルウエアフェスティバル2010に展示されます。画像は許可をもらってから・・。...